（6）子どもに癒してもらうチャンス

疲れていたり、イライラしたりしている時、子どもに寄ってこられると、キレてしまうことってありませんか？

これって実は、親としての責任感がうずくから。「ほんとは、子どもをかまってあげなくちゃいけないんだけど…」という自己嫌悪が心の奥にあって、それに自分自身が責められるので苦しくなってしまうのですね。

そんなときは、親としての責任感は捨てて、逆に子どもにサービスしてもらっていいのですよ。
子どもと一緒に寝っ転がって、「あ～疲れたよう！」って正直に告白して、ママの方が赤ちゃんになっちゃうんです。

お子さんの柔らかい体に、顔をうずめてみてください。子どもの体の柔らかさ・肌のなめらかさ・いい匂いなどを、トロンと味わわせてもらうと、体の緊張がスーッとゆるんできて、なんとも癒された感じになるはず。
イイコイイコと頭をなでてもらうのもいいですね。そうやってもらうと、なんだかウルウルきてしまうこともありますよ。

子どもの柔らかい肌や、いい香りは、子育てをがんばっているあなたへの、神様からのプレゼント。いつも子どもに与えることばかり考えていないで、もらうことも考えていいのです。
子どもだって、自分の存在でママが癒されるのは、とっても嬉しいこと。親子って、持ちつ持たれつのほうが、一緒にシアワセになっていけるのですね。

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