(2)一人で始めた場合の落とし穴

以前、このホームページでは、「慰めの抱っこ」の具体的な進め方を、かなり詳しく紹介していました。しかし、その後、掲載を中止したのは、初めての方が一人で「慰めの抱っこ」に取り組んだ場合、以下のような事態が起きてしまったからです。


▲SOSサイクルに強いブレーキがかかっている子どもは、最初、拒否や怒りが強いので、慣れていないと、その奥にある「苦しい気持ち」がとても想像できず、結局、後味の悪い中断に追い込まれてしまうことがある。

▲初めの段階では、溜め込んだマイナス感情が急激に表出されるため、受け止めきれなくなってしまうことがある。

▲苦しい気持ちをたくさんかかえたお母さんが、肩に力を入れて取り組むと、お母さんの方のストレスが大きくなりすぎ、かえって親子関係の悪循環を招くことがある。

 そこで、「慰めの抱っこ」の具体的な進め方は掲載せず、最初は、抱っこ法の援助者のもとを訪ね、実際に手ほどき(個別セッション)を受けながら始めることを、お勧めすることにしました。

※もちろん、中には、「独学で始めたけど、うまくいき、親子関係がラクになってきた」という方もいらっしゃいます。しかし一方で、「一人で始めたら、よけいに苦しい親子関係になってしまった」という方がいらっしゃったのも事実です。不特定多数の目に留まるというホームページの性質上、「少しでも懸念のある情報は掲載したくない」という苦渋の選択です。ご理解下さい。


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