(15)子育てに失敗はない

子育てに悩みはじめると、「私の育て方のどこがいけなかったのかしら?」と反省してしまいます。
「反省は進歩の母」ですから、必要なことですね。「そうか、そこを変えていけばいいんだな」とわかると、明日への希望がわいてきたりもするものです。
でも反省が行き過ぎ、「後悔」になってしまうと事情は別。後悔が高じて、自分自身を責めたり、子どもを責めたりになってしまうと、よけいにイライラして親子関係に悪循環が始まってしまう。「責める心は進歩の敵」なんですね。

子育てにつまずくと、「私の子育ては失敗だ」と、つい自分を責めがち。でも、子育てに間違いはつき物ですよ。失敗のない子育てなんか考えられない。
つまずきの原因はあるにせよ、だからといって、誰の責任でもないのです。ほんの些細なことに、たまたま運悪くいくつかの事が重なって、悪循環が始まってしまっただけなんです。

子育てに「失敗」はない。でも「試練」はあるんです。この試練に、家族で手を取りあって立ち向かい、乗り越えていった時、必ず何か大きな宝物が手に入るはず。
試練を乗り越えた後で、「ああ、あの試練は、大切なことに気づくために、神様(お釈迦様?大宇宙?)から与えられた大きなチャンスだったんだなあ」と実感するママやパパはたくさんいます。あなたにも、きっとそんな日が来ますよ。

迷いながら、失敗しながらでいいのです。泣き言を言いながらでいいです。ぼちぼちペースで、一緒に試練に立ち向かっていきましょうね。【終わり】

~最後まで読んでくださって、ありがとう。もっと詳しく知りたくなった方は、ぜひ、ぴっかりの本を読んでみてくださいね。~


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