(10)子どもがダダをこねたら(その2)

夕食の時、「よそ見しないで食べようね」と、ちょっと言っただけなのに、大暴れ。こんな子どもはダダをこねすぎ?
いえ、いえ、こういうことって、「ためて、ためて、ドカン!」という、“ダダこね下手”の子どもに多いのです。

お友だちにおもちゃをとられても、気にしていない様子。パパとのお留守番も、とてもオリコウさん。ママに甘えなくても平気そう…。
でも本当は、悔しさや不安をためこんでいて、心は満杯状態。そうなると、いっぱいになったコップが、一粒の水滴であふれるように、ちょっとしたことがきっかけで、とんでもない大爆発になるのです。

こんな子どもも、小出しのダダこねで、上手に“ガス抜き”ができるようになると、大爆発がなくなってきます。ちょっとダダこねしただけで、気持ちを切り替えられるようになるのです。


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