(13)生まれてきた意味(その1)

「人間は、この世に、魂の修行のために降りてくる」という話を聞いたことがありますか?
魂の世界からこの世に降りてくるとき、「自分は今回の人生では、このことについて修行をしたい」という計画(バース・ビジョン)をもって来るのだそうです。でも、生まれたとたんに忘れてしまうのだとか。
信じる・信じないは自由ですが、ちょっと面白い話ですね。

私達は、人生の前半で、さまざまな知識や能力を獲得してきました。夢中で走ってきました。でも、人生の折り返し地点が近づくにつれ、「人生後半の準備」を始めなければならないのです。

人生の後半では、私達は、いろいろなものを手放していかなくてはなりません。地位、名誉、容姿、知力、体力…。そんな中で、人は、嫌でも自分自身と向き合っていかなくてはならなくなるでしょう。しかしそれは同時に、「自分がこの世に生を受けた意味を考えていく」「魂の修行のプランを思い出していく」ということ。人生後半こそ、「いよいよ、私の人生の本題に入っていく段階なのだ」と言えないでしょうか。

ちょっと、宗教臭いお話になってしまって、恐縮です。でも、このことは、子育てと大きな関係があると思うのです。


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